Ryokoで学ぶ
ループエンジニアリング
この研修やメディア運営を支えるRyokoが、自分の仕組みを全102ページの漫画で解説。フォーム送信後に完全版PDFを無料でご覧いただけます。
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Zach Yadegari。18歳。Cal AIの創業者。月収140万ドル(約1.4億円)。
プログラミングスクールに通ったわけじゃない。CS(コンピュータサイエンス)の学位を持っているわけでもない。
AIを使って、カロリー計算アプリを作った。写真を撮るだけで、食事のカロリーがわかるアプリ。
「そんなの、誰でも思いつくじゃん」
そう。誰でも思いつく。
でも、Zachは作った。そして出した。
これだけだ。
3人の10代が創業したMercorは、評価額2,000億円(20億ドル)。彼らも同じ。コードは書いていない。AIに書かせた。
彼らに共通する特徴は3つ。
1. プログラミング経験ゼロからスタート
2. AIを「共同創業者」として活用
3. 「始めた」という、ただそれだけ
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正直に言う。
僕がVibe Coder Bootcampで一番苦労するのは、技術を教えることじゃない。
「始めさせること」だ。
大人は、始める前に考えすぎる。
「本当にうまくいくのか」「失敗したらどうしよう」「今の仕事が忙しいから」「もう少し勉強してから」「AIって結局すぐ変わるから、今やっても意味ないかも」
全部、やらない理由だ。
18歳のZachは、こんなこと考えなかった。「面白そう」→「作ってみよう」→「できた」→「出してみよう」→「売れた」。
このスピード感。この軽さ。
大人が失ったのは、技術力でもアイデア力でもない。「とりあえずやってみる」という軽さだ。
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2022年12月。ChatGPTがリリースされた。
僕はそのとき37歳。TEKION GroupのCEOをやりながら、複数の会社のCXOを兼務していた。忙しかった。新しいことを始める余裕なんてなかった。
でも、ChatGPTを触って衝撃を受けた。
「これ、コードが書けるぞ」
そこからの行動は、我ながらバカだったと思う。
メモ帳(テキストエディタ)でGoogle Apps Scriptを書き始めた。ChatGPTにコードを聞いて、コピペして、エラーが出て、またChatGPTに聞いて。
最初のプロダクトは、問い合わせBot「Ryoko AI」。開発環境はメモ帳。3日間の試行錯誤。
クオリティは最低だった。
でも、動いた。
その「動いた」という体験が、すべてを変えた。
そこから103本のアプリを作った。1日20時間コードと格闘した日もある。AI関連サービスに年間500万円以上課金した。
きっかけは、「始めた」という、ただそれだけだ。
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投資の世界に「非対称性」という概念がある。
損失は限定的だが、利益は無限大。こういう賭けを「正の非対称性」と呼ぶ。
「始める」ことは、究極の正の非対称性だ。
失うものは何か。数時間の時間と、Cursorの月額$20。それだけだ。
得られるものは何か。自分の手でプロダクトを作る能力。業務を自動化する力。アイデアを即座に形にできるスキル。そして、「自分にもできた」という自信。
ダウンサイドは$20。アップサイドは人生が変わる。
この非対称性を前にして、まだ「もう少し考えてから」と言うのか。
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「若い人はいいよね、吸収が早くて」
これ、Bootcampで一番よく聞く言い訳だ。
先日、65歳の社長と64歳の副社長がBootcampを受講した。合計年齢129歳。
2人とも、PCの操作すら怪しかった。タイピングは人差し指。ファイルの保存場所がわからなくなる。ターミナルなんて、存在すら知らなかった。
1.5ヶ月後。
社長はSQLでデータベースを設計していた。副社長はOAuth認証を実装していた。2人で音声認識アプリをデプロイした。
65歳が始めたのに、40代の自分が始めない理由があるか?
年齢は言い訳にならない。経験も、学歴も、ITリテラシーも、言い訳にならない。
始めるか、始めないか。
それだけだ。
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もう一つ、大人がよく言う言葉。
「もう少しAIが成熟してから」
永遠に来ない。
AIは常に進化し続ける。「成熟」なんて状態は存在しない。前のモデルの時に「次のモデルが出てから始めよう」と言っていた人は、次が出たら「その次を待とう」と言っている。
待っている間に、18歳のZachは月収1.4億円を稼いでいる。
テクノロジーの世界では、「早く始めた人」が圧倒的に有利だ。なぜなら、スキルは使い続けることでしか磨かれないから。
2022年12月に始めた僕は、2026年2月の時点で3年以上の経験がある。今日始めた人は、3年後に同じ場所に立てる。
でも、「もう少し待ってから」と言い続ける人は、永遠に0年目だ。
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長々と書いたが、結論はシンプルだ。
今日、Cursorをダウンロードしろ。
月額$20だ。コーヒー4杯分だ。
ダウンロードしたら、ChatGPTかClaudeを開いて、「Cursorで簡単なTodoアプリを作る手順を教えて」と聞け。
言われた通りにやれ。エラーが出たら、エラーメッセージをそのままAIに貼り付けろ。
3時間後、あなたの画面にはTodoアプリが動いている。
「始めた」という事実が、あなたの中に生まれる。
18歳のZachと、あなたの差は、才能でも環境でも年齢でもない。
「始めた」か、「始めていない」か。
ただ、それだけだ。
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*この記事は「Vibe Coder Bootcamp」連載コラムの一部です。*
*詳細はこちら: [https://vibecoderbootcamp.com](https://vibecoderbootcamp.com)*